お役立ちコラム
医療保険の入院給付金の限度日数、国の方針から考える医療保障の在り方
医療保険の入院給付金の限度日数
医療保険の入院給付金は限度日数があります。1回の入院につき○○日、通算1095日という風に、1回の入院についての上限があります。
1入院につき60日が限度ということは、3か月入院をした場合は、最初の2か月は出るけど、残りの1か月は出ないという事です。
この『1入院につき○○日』というのは、生命保険各社バラつきがあります。
ある共済は365日型だったり、ある会社は180日型だったり、ある会社は30日型だったり。。。けれども、現在の多いパターンは60日型のような気がします。
それぞれの保険会社によっても考え方が違いますし、それぞれのファイナンシャルプランナーの考え方も違います。
重要なことは、要はお客様が医療保険をどのリスクに対応させたいのか?によって、限度日数は違うという事です。
例えば、スポーツが好きでちょくちょく怪我をしてしまうという方は、ギブスをハメてすぐ退院になってしまうので、60日型にニーズを感じるかもしれません。
あるいは、親も病気がち、兄弟も病気がち、自分も健康に不安を感じていて、不安で夜もよく眠れないという人は、365日型にニーズを感じるでしょう。
ニーズを感じるポイントは、人それぞれです。
あとは、国や厚生労働省の方針です。
厚労省の方針は、『入院治療から在宅医療への変換』です。
ということは、どういうことでしょう???
入院治療は短くなり、通院治療や在宅往診が増えるという事だと思います。
そうであれば、短期入院や、通院治療に対応した医療保険が良いと思います。