お役立ちコラム

がんの健診は不要不急の検査ではありません。検診をしっかり受けましょう。

2021/11/08

本日はがん検診受診者数についてご紹介いたします。

2021年の上半期はがん検診受診者が昨年同期比で倍増していますが、コロナ禍まえからすると17%減少しているそうです。

がんは症状を出しにくい病気です。とりわけ、早期がんで症状を出すことはまずありません。したがって、今、症状がないからといって、検査を先に延ばすというのは、大変危険です。がんの健診は不要不急の検査ではありません。ほとんどの自治体では、通年通りがん検診が実施されています。健診を行う側は十分な感染対策を行っています。安心して受診していただきたいと思います。

がん検診を受けない方が増えたために、がんが見つかりにくい。とりわけ胃がんが見つからず、胃がんの患者数が減っています。

もちろん、見つからないだけで、多くの国民の胃の中でがんが成長して、早期がんが進行がんになるリスクがあります。

今回の調査でも、胃がんが一番検診者数が減少しています。

しっかり検診を受ける様に、お客様にも説明していこうと思います。