お役立ちコラム

がんの生存率の調査結果がわかります。がん診療連携拠点病院等 院内がん登録生存率集計結果閲覧システム初公開

2021/12/19

本日は今年、4月に公表されたがん登録生存率集計結果閲覧システムについてご紹介いたします。

国立がんセンター、大規模データで初算出国立がん研究センターは4月27日、2008年にがんと診断された人の10年後の生存率が59.4%だったと発表しました。
全国で専門的ながん治療を提供する病院の患者約23万8千人の大規模データを初めて使って10年生存率を算出したとのこと。
今回の数値は全国の「がん診療連携拠点病院」など240施設のさまざまな患者のデータを扱っており、より正確に状況を反映しているそうです。
これまで治癒の目安として、5 年生存率が用いられることが多くなっていましたが、肝細胞癌などがんによっては5年以降も長期的にフォローアップしていくことが必要なことがわかったそうです。
がん診療連携拠点病院等 院内がん登録生存率集計結果閲覧システム初公開2007・08年10年生存率(初)

あと、がんの種類ごとの生存率の集計結果が検索できるシステムが公開されています。

こちらは誰でも閲覧できるシステムですので、がんの生存率などの情報がほしい方は、ぜひ検索してみてくださいね
医療技術の向上で年々上がる生存率ですが、早期発見で生存率は確実に上がりますので、検診もしっかり受けてほしいです。

https://hbcr-survival.ganjoho.jp/