お役立ちコラム

最近、鹿児島で多く発生している感染症、感染性胃腸炎、手足口病!国立感染症研究所が発表する感染症発生動向調査

2021/12/09

冬本番を前に夏かぜ衰えず!

国立感染症研究所が発表する感染症発生動向調査によると、2021年11月22~28日は定点把握疾患では、全国的に感染性胃腸炎、手足口病、A群溶連球菌咽頭炎が多いそうです。
実は、全国に比較して鹿児島では、感染性胃腸炎と手足口病が多いらしいです。

感染性胃腸炎は5週連続増加中とのことで注意が必要です。
冬場はノロウイルスの流行が心配になってきます。
下に、厚生労働省の感染対策のチラシをリンクします。
厚生労働省 感染性胃腸炎(特にノロウイルス)対策チラシ

全国と比較して、特に鹿児島で流行しているのが、手足口病です。
手足口病は、子供の三大夏かぜと呼ばれる病気で、小さいお子さんがいるご家庭では、充分ご注意ください。
手足口病については、特効薬がないらしいので、心配ですね。
予防は、感染者との接触・飛沫の防止はもちろんですが、便の中にウイルスがいるらしいので、排便のあとの、手洗いが重要らしいです。
大人の人も気づかずに感染していて、便の中にウイルスがいるというケースも考えられるので、これ以上の感染拡大を防止する意味でも、きちんとした手洗いをお願いいたします。
感染から回復した場合も、1ヶ月は便の中にウイルスがいるらしいので、お子さんが感染した方は、ご注意ください。

新型コロナウイルス感染症対策も重要ですが、他の感染症が見逃しがちになりそうなので、充分ご注意ください。