お役立ちコラム

認知症をよく理解するための9つの法則と1つの原則 認知症の人の形成している世界を理解し、大切にする。

2022/03/01

本日は認知症について取り上げさせていただきます。
介護状態になる事由は様々な理由があるのですが、やはりこの認知症があると介護の大変さは上がります。(かかる費用も大きくなります。)

認知症をよく理解するための9つの法則と1つの原則いうのがありますので、今日は原則と、法則を①から⑤まで紹介いたします。

まず原則は
「認知症の人の形成している世界を理解し、大切にする。その世界と現実とのギャップを感じさせないようにする」
あれこれ決めつけたり、何もできない人のように接するのではなく、話していることを尊重し、耳を傾けることが必要。
その人の気持ちを理解して受け止めることが、結果的に介護の混乱や負担を減らし、上手な介護につながるそうです。

法則① 記憶にないことはその人にとって事実でない
本当のことを言い聞かせても納得できないのは、本人にとっては「事実ではない」ためです。
認知症の代表的な症状である記憶障害として、
・思い出す力が低下する
・丸ごと忘れてしまう
・過去にさかのぼって記憶が消えていく
ということが起きてしまうという特徴があるそうです。

法則② 身近な人に対して強く症状が出る
接する時間が長い介護者には最もひどい症状を示すのに、医師や知人などの来客があると驚くほどしっかりと受け答えをするというケースは珍しくないそうです。
介護する家族は、苦労をわかってもらえず落胆してしまいがちですが、それも理解しておくことが重要ですね。

法則③ 自己有利の法則
自分にとって不利なことは一切認めないで、認知症があるとは思えないほど、素早く言い返してくることを言います。
認知症の人は知的機能が低下して相手の気持ちが理解できず、また嘘とばれてしまうという判断もできないため、平気で言ってしまうそうです。
従って、そのような言動こそ認知症そのものと考えるべきだそうです。

法則④ 症状はまだらに表れる
認知症のはじまりは、認知症の症状と正常な状態が混じり合って現れます。
すると、対応に困る言動が認知症の症状なのかどうかがわからず、混乱が生じやすくなります。
それが認知症の症状かどうかを見分けることにこだわらず、「これは認知症の問題だ。だからこの言動も認知症の症状だ」と考えてしまう方が、介護する人にとっては気が楽になることがあるそうです。

法則④ 出来事は忘れても感情は残る
認知症の方は出来事はすぐに忘れてしまいます。
しかし、そのときに抱いた感情は記憶が消えてもしばらく残ります(感情残像の法則)。
ほめる、同情する、共感するといった事を心掛けることで、良い感情を継続でき穏やかな介護に繋がるそうです。

・・上記のような心構えを事前に家族で共有しておけば、心情的に楽な気持ちで接することができますね。
こういった情報も、お客様にお伝えしていこうと思います。