お役立ちコラム

ゴルフが、認知症の予防に効果がある理由 デュアルタスク運動とは、別名「二重課題運動」

2022/02/01

本日は認知症の予防の一環として、ゴルフのプレー&観戦が効果があるという話をご紹介させていただきます。

皆さんは、ゴルフはプレー(もしくは観戦)されますか?

ゴルフが、認知症の予防に効果がある理由
①他のスポーツと違って、体力や運動量のみで勝負するのではなく、場面ごとに判断力を問われる戦略を考えるスポーツである。
②18ホールの長期戦の中で、いい時も悪い時もあり、『自分のメンタルコントロール』が養われる。
③状況に応じて、ここは1打でなのか、2打でいくのか、左にバンカー、右に池など、迷いが生じる場面で『適切な状況判断能力が』が養われる。
と言った要素の紹介がありました。
これらは無意識に日常生活を送ると、養われずに自然と衰えて、老化の原因にもなるものだという意見がありました。
認知症予防に効果的なのが「デュアルタスク運動」です。
デュアルタスク運動とは、別名「二重課題運動」と呼ばれ、運動をしながら計算するなどの“ながら運動”によって脳を活性化するものです。
ウォーキングをしながら足し算や引き算を行う、足踏みしながら右手が勝つように一人ジャンケンをする、などです。

もし、ゴルフをプレーされない方も、観戦で、プレーヤーと同じ目線になり、緊張感や選手の気持ちを考えることで感情移入できるそうです。
これらは、がん予防だけでなく、介護や認知症予防にもつながるとことです。
18ホール(一般的には2000カロリー消費・8kmのウォーキング)を歩くことで、体に負担なく健康にも、緑の自然は、非常に目にも良いです。
2017年にがんを克服して復帰したイ・ミニョン選手なども、腎臓がんを宣告されてから、早く復帰してラウンドをしたい、ゴルフをプレーしたいという想いで、治療に向き合って、選手として二回りも成長したと仰っていました。
また前向きな気持ちで治療に臨まれる方は、結果的に治癒率も高く、身近な治療完了後の目標になりやすいと言われています。

僕も、今年はゴルフをしようと思っていますので、デュアルタスク運動を意識して取り組んでみようと思います。