お役立ちコラム

がん検診の目的は早期発見によって、がんで亡くなる方を減らすこと

2021/11/21

東大病院の中川先生が「がんに関する正しい知識と最新情報をお伝えしたい」とYouTubeの講座を配信されていますが、第13回のテーマは「がん検診」についての内容でしたので、ご紹介させていただきます。

今回も生稲晃子さんと対談形式で進められています。
生稲さんは、がんを経験されていますがご自身も人間ドックでがんが発見され、がん検診の必要性を言われていました。

がん検診の目的は早期発見によって、がんで亡くなる方を減らすことにあります。
日本のがん検診では胃、肺、大腸、子宮頚、乳がんの5種類が必須になっています。
では、なぜこの5種類なのかというと、日本人に特に多いがんであり、これらのがんは検診でも早期発見できる可能性が高く効果が期待できるためのようです。
日本人のがんでは、男性の5割、女性6割を5つのがんが占めており、死亡の割合でも5割になります。
つまりこの5つの検診を受診いただくことで、がんで亡くなるリスクを減らすことができます。

でも、日本のがん検診の受診率はまだ40%というのが現状です。
がん検診の高受診率を誇るアメリカでは80%で、大きな差があります。
検診を受けることで、早期発見、早期治療が可能になるため、5つのがん検診については必ず受診してくださいと言われていました。

ここまでが、動画の内容になりますが、私も改めてがん検診の必要性を再確認しました。
がんが診断された場合でも、身体の不調を感じて病院に行った場合と、がん検診で発覚した場合とでは、その後の治療も大きく変わってきます。
もちろん、がん検診で発覚した場合の方が早期発見の可能性が高く、治療期間も短く、治療費も安く、治る確率も高いと言われています。
私の仕事は、保険を通じて、がんに罹ってしまった場合にお金の心配をせず、治療に専念していただくこと、安心を提供することです。
でも、同時にがんならない方を増やすための予防の提案であったり、早期発見できるようがん検診の啓蒙も重要だと思います。

お客様から、がんに罹ったけどお金を気にせず治療できたというお礼は大変うれしいです。

それと同じく健康診断を受診いただいたお客様から、がんに罹ったけど、早期だったからそんなにお金かからなかったよと言っていただけるのも、素晴らしいと思います。

これからも、大切なお客様にがん検診の受診の大切さをお伝えしていこうと思います。
「がん対策推進企業アクション」

「がん対策推進企業アクション」