お役立ちコラム

がん告知で浮かび上がる「夫婦の関係」動揺するパートナー、本人落胆させる言動も

2021/11/22

今日11月22日は「1122」が「いい夫婦」と読め『いい夫婦の日』と言われています。

がん告知を受け、がん治療に向き合う夫婦にも様々な形があるようです。

がんになった患者というのは、性格が「豹変(ひょうへん)する」とことも多いらしく、患者の為に何とかしてあげたいと考える身内が振り回されることも多いらしいです。
しかし、そんな時は、以下の様な心持ちを持っておくとよいそうです。

『パートナーがわがままを言っているのではなく、がんが言わせているのだ』
『パートナーががんだと分かったとき、みなさんに心がけていただきたいことが2つあります。1つは「決して慌てない」、そしてもう一つは「どんなときにも味方になる」こと。ただ、この2つの実践は、決して簡単ではありません。支える側として、心身ともに消耗してしまうときもあるでしょう。そうした際には、パートナーではなく、がんを恨んでください。』

 

がん患者を落胆させる4つの行動

①不安をあおるような情報を与える
 不確かな情報は言わない。

②本人の気持ちを逆なでするような言動を取る
 「なぜがんになったんだ?」など、患者が答えようのないことは言わない。

③安易な精神論で励まし続ける
患者はいつも頑張っている。「もっと頑張れる、頑張れば治る」などの言葉で、今以上の努力を要求しない。

④患者を無視したり、無口になったりする
患者が一番不安。患者からの言葉には、とにかく耳を傾ける。