お役立ちコラム

日本のがん検診の受診率40% 6割の未受診者の受けない理由のアンケートに驚きの結果が!!!

2021/12/01

がん検診の受診率向上についてご紹介します。

日本のがん検診の受診率は、40%と先進国の中で、ダントツに低い状況です。

アメリカのがん検診率は80%で日本の倍なのですが、これは、医療費の高いアメリカでは、公的医療保険でカバーされる予防医療をかかりつけ医が勧めている背景があるようです。
つまり、がんになるとトンデモナイ医療費がかかる事が分かっているため、極力早期発見で、患者の医療費の負担を抑えるということです。

そして、日本のがん検診を受けないという未受診者の受けない理由のアンケートなのですが、驚きの理由が。。。

受けない理由の第1位は『受ける時間が無い』だそうです。大事ながん検診がかなりいい加減な理由です。

第2位が『健康状態に自信があり、必要性を感じない』です。
この第1位と第2位は男性に多い傾向にあります。仕事を優先してしまっているんですね。

女性に多い傾向は
『うっかり受診するのを忘れる』と『検査に伴う苦痛に不安がある』
ここから読み取れるのは、受信するつもりはあるのだけれど、マンモグラフィ検査の痛みに不安があるという事だと思います。
受診する必要性は感じている分、男性よりも女性は意識が高いですね。

そして、もう一つの特徴は、国の共済組合の方は乳がんは67%と概ね受診率は高い傾向にありますが、市町村の国民健康保険の方は乳がんで32%と低い傾向にあります。

一般市民に対して、がん検診の大切さが伝わりきっていないという事が分かります。

こういったことも、今後お客様に伝えていって、がん検診の大切さを伝えていきたいと思います。