お役立ちコラム

私も昨年受けました線虫検査の最新情報です。全国13都府県にしかない受付所が鹿児島に開設されました!

2021/12/16

本日は線虫によるがん検査について紹介します。

日本のがん検診受診率は諸外国と比較して、低い値になっています。検診を受けない主な理由は、時間がない、経済的に負担、検査に伴う苦痛があるといったものです。

こうした中、15種類のがんの有無が簡単にわかる画期的な検査技術が開発され、昨年2月から一部の医療機関で提供が始まりました。
検査に必要なのは、1滴の尿だけです。重要な役割を果たすのが、「線虫」です。がん患者の尿を置くと、多くの線虫が集まっていきます。
がん患者の尿に含まれるがん細胞特有のにおいが、線虫のえさとなる細菌のにおいに似ていると見られるからです。
線虫が反応するのは、胃、大腸、肺、乳房、子宮、すい臓、肝臓、前立腺、食道、卵巣、胆管、胆のう、膀胱、腎臓、口腔・咽頭の15 種類のがんです。
検査では、いずれかのがんがあるかないか高い確率で分かります。
ステージ0からステージ1までの早期のがんも、およそ85%の精度で見つけることができるといいます。
費用は1万2500円です。
1万2500円で高精度な検査が受けれるのであれば、毎年受けたほうがよいですね。

私も昨年受けたのですが、昨年までは、福岡のサテライトステーションまで検体を届ける必要がありました。
なので、昨年は、朝一に家族の分の尿検体を預かり、新幹線で福岡まで検体を持ち込みました。
コロナ下でしたのでとんぼ返りでの手続きで大変でした。

しかし、今年10月に鹿児島にも受付所が開設されました。
まだ全国に13都府県にしかない受付所が鹿児島に出来るなんて、ありがたいお話ですね。(2021年12月現在)
鹿児島市の受付所は、西千石町の菱熱(りょうねつ)鹿児島支店内に10月開設され、平日午前9時~正午に提出するそうです。
https://lp.n-nose.com/access/satellite_kagoshima.html

現在は、この検査でがんがあるとわかっても15 種類のうち、どのがんに該当するかまではわかりません。
そこで、がんの種類を特定できる技術の開発を急いでいます。
まず、取り組んでいるのは、発見が難しいとされる「すい臓がん」をかぎ分けられる線虫の開発です。
特殊な溶液を注入して遺伝子を組み換え、すい臓がんだけに反応する線虫を作ろうという研究がされています。

そんな安くて簡単で安全な綿虫検査によって、がんの可能性を疑われた場合、がん保険への加入は難しくなります。
がん保険の早めのご準備をおすすめいたします。

僕もまた受けようと思って、検査キットを購入しました。
また、経過報告をいたします。お楽しみに!!!

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