お役立ちコラム
東大病院の中川先生のYouTube講座 第16回のテーマは「三大治療法の違い、特徴はなんですか?」
東大病院の中川先生が「がんに関する正しい知識と最新情報をお伝えしたい」とYouTubeの講座を配信されていますが、第16回ののテーマは「三大治療法の違い、特徴はなんですか?」という内容でしたので、ご紹介させていただきます。
今回も生稲晃子さんと対談形式で分かりやすく進められています。
生稲さんから「がんの治療法で手術、放射線治療、抗がん剤治療を標準治療といいますが、これは普通の治療ということか?」という質問をされていました。
それに対し、中川先生は「標準治療とはその時点で最もすすめられる治療、ベストな治療のこと。そのため、必ずしも手術、放射線、抗がん剤の治療とは限らない。」と言われていました。
「三大治療ががん治療の柱になるのは間違いないですが、ベストな治療のため、どれか一つというのではなく、複数を治療を組み合わせるなども大事です。」と。
例えば放射線だけよりも、放射線と抗がん剤を同時に使う化学放射線療法を実施した方が肺がん、子宮がんなど治癒率が上がっています。
また、全身に転移してしまったがんの場合は手術や放射線では効果が期待できないため、抗がん剤などの薬物治療が効果を発揮します。
医学の進歩によって手術、放射線、抗がん剤のそれぞれが進化していますが、これらの治療を組み合わせることにより更に効果を発揮できるようになっているようです。
「がん対策推進企業アクション」
https://www.youtube.com/watch?v=VAOabAiWwrQ
「がん対策推進企業アクション」