お役立ちコラム
がん予防の観点から適正体重について 太り過ぎも痩せすぎもダメ、適正体重で管理したいですね。
今日はがん予防の観点から適正体重について紹介させていただきます。
国立がん研修センターでは「日本人のためのがん予防法」として、5つの健康習慣を実践することを薦めております。
これを実践することで、がんのリスクを半減できると言われています。
その5つとは、「禁煙」「節酒」「食生活改善」「運動」「適正体重の維持」です。
そう「適正体重の維持」というのが5つの中に入っているんです。
BMI値はご存じかと思いますが、どれくらいの数値だと、がんに罹りにくいといわれてるかご存じですか?
ちなみにBMI値とはBody Mass Indexの略で肥満度を表す指標で、値が高くなるほど、肥満度が高いことを表します。
計算式は 『BMI値=(体重kg)/(身長m)2』です。
一般的に太り気味だと、がんにかかりやすかなと思われている方も多いかと思いますが、太りすぎだけでなく痩せすぎも注意が必要なんです。
男性では肥満よりも痩せている人のほうがリスクが高くなりました。
ただし、たばこを吸わない場合には、痩せていてもがんの死亡リスクは高くならないことが報告されています。
女性においては、がんによる死亡リスクはBMI値30.0~39.9で25%高くなったようです。
健康全般、またがんの予防を考えると、男性はBMI値21~27、女性は21~25の範囲になるように体重を管理するのがよいようです。
これだけ寒い日が続くと、なかなか外にも出られず気が付くと「あれ、最近・・・」なんてこともありますよね。
食生活改善や運動を組み合わせ、BMI値を維持することで健康な身体を維持してください。
私は、最近ジムを変えて心機一転、頑張ろうと思っています。