お役立ちコラム
肝細胞がんで49歳で亡くなったラウドネスのドラマー樋口さんは AYA WEEK 2022のスポンサーです。
みなさまは、AYA世代のAYAが何の頭文字かを覚えていますでしょうか。
AYAとは、
思春期(Adolescent)と
若年成人(Young Adult)の頭文字です。
今月5日から本日13日まで15~39歳頃までの思春期と若年成人の「AYA(アヤ)世代」のがん患者や関係者らが、治療と生活の両立の実態や悩みなどを広く発信するイベント「AYA week 2022」が開催されています。https://ayaweek.jp/2022/
開催背景として、「AYA世代のがん患者の困りごとやニーズについて認知が広がっていない」という問題提起です。
発起人は、AYAがんの医療と支援のあり方研究会(AYA研)で、全国の患者や医療関係者らが連携し、AYA世代のがんの実態を一般の人々にも発信する、「AYA week」の開催を決めたとのこと。
厚生労働省の全国がん登録の報告によると、平成29年は、延べ2万1110人のAYA世代が新たにがんと診断されています。
新規患者の総数(延べ97万7393人)の約2%とまれなうえ、小児で発症するようながんと成人のがんが混在して診療科が多岐にわたります。
また、進学、就職、結婚、子育てなど、治療と人生の転機が重なることも多く、生活のなかで抱える課題もさまざまあります。
イベント内容は70個もあり、患者や医療関係者らによるオンライン交流会や動画配信、AYA世代無料振袖撮影会、メイクアップ体験会など様々な支援や情報発信のイベントが開催されています。オンライン開催のものも30近くあり、2月から開催されていたようです。私は、リサーチ不足で今知りました。。。
また、肝細胞がんで亡くなったラウドネスのドラマー樋口さんは49歳で亡くなりました。僕は48歳もうすぐ樋口さんに追いつきます。
樋口さんは、自らがドラマーとして音楽活動を続けるだけでなく、ミュージシャンを目指す若者の教育にも熱心であった事から、樋口さんの名前を冠した「樋口宗孝がん研究基金」がギタリスト高崎晃さんなどにより設立されました。樋口さんが天国から、がんという病と勇敢にも闘う子供たち、若者たちを応援する活動をされています。
樋口さんもAYAWEEK2022の協賛スポンサーです。