お役立ちコラム

小児がんの子ども達の学習支援を行うオンライン院内学級kayouプロジェクト

2021/11/25

小児がんなどで長期入院する子どもたちの学習を支える活動が広がってきています。

オンラインであれば治療や体調などの事情に合わせ一人ひとりに寄り添うことが出来るため、新型コロナウイルスの感染が拡大してからはオンラインによる遠隔授業を活用し、切れ目なく学べることの重要性が高まりました。

オンライン家庭教師サービス「エイドネット」は入院中の子のための「CA・YO・U(かよう)プロジェクト」を展開しています。
プロ講師らの個別指導で利用は無料。体調や治療などの都合に合わせて申し込みが可能です。
長期入院する子の学習の問題はこれまで見過ごされがちであり、文部科学省の2015 年発表の調査によると、30 日以上入院した子のうち、小・中学生の約4 割、高校生の約7 割に学習支援がありませんでした。

義務教育ではない高校生向けは特に手薄になりやすく、自治体が設置する院内学級があっても転校の手続きが必要で退院後に元の学校への復学が難しくなる場合があります。
今は感染予防のため、院内学級の一時閉鎖や教員の訪問教育を制限する病院もあります。
学習の機会確保は急務で、なかには積極的な自治体もあります。
京都市の桃陽総合支援学校では運営する院内学級の小・中学生向け授業や全校集会などの行事にオンラインを活用しており、高校生は在籍校と調整し遠隔授業ができるよう協力しているようです。

https://congrant.com/project/cayouproject/198?_ga=2.57882282.1075431820.1636636496-1366470399.1636636496

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