お役立ちコラム
がんの「ステージ判定」について、判定の要素、基本的な判定基準
本日はがんの「ステージ判定」について、判定の要素、基本的な判定基準をお伝えいたします。
ステージの違い等、各部位、ステージによる5年生存率の違い等、参考になれば幸いです。
まず、ステージを分類するために基準となる要素は以下の3つです。
1.がんの大きさ(広がり)
2.リンパ節への転移の有無
3.他の臓器への転移
これら3つの観点から、以下のように各ステージの判定がなされるようです。
ステージ0:がん細胞が上皮(身体や臓器の表面あるいは内腔などをおおう組織:消化管では粘膜)内にとどまっており、リンパ節に転移はしていない。
ステージI:腫瘍が少し広がっているが、リンパ節に転移はしていない。
ステージⅡ:リンパ節に転移はしていないが、浸潤(広がること)している。または、腫瘍は広がっていないが、リンパ節に少し転移している。
ステージⅢ:腫瘍が深く浸潤(または臓器の壁を超えて露出)しており、リンパ節転移もみられる。
ステージⅣ:がんが臓器の壁を超えて、まわりの主要な血管などに浸潤しているか、離れた他の臓器へ転移している。
がんの種類によって多少差があるものの、基本的には上記のような判断基準でステージ判定が行われるようです。
また、ステージIだと診断されて手術をしたとしても、わずかながらリンパ節にがん細胞が転移していることが発見されれば、ステージⅡやⅢとなることもあるそうです。
つまりリンパ節への転移の有無が、ステージIとⅡを分けるポイントとなるようです。
ステージによって
「手術による切除」
「手術後広がった病巣、深い病巣への放射線・抗がん剤による治療」
「抗がん剤による転移した病巣の収縮と鎮痛剤等使用によるQOLの向上」
など、行われる治療や施術が変わってきます。
医療費にも違いが出るかと思います。
治療の選択などで悩むこともあると思います。
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