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12月4日厚生労働省発表!コロナ後遺症で診療手引 医療関係者向け初公表―厚労省 手引書のリンクもあります。

2021/12/06

先日4日の日に、厚生労働省がコロナ後遺症に関する医療関係者向けの診療手引書を公表しました。

世界保健機関(WHO)は、後遺症について「2カ月以上続き、他の疾患では説明できない症状」などと定義しており、今回は専門医約20人で構成される編集委員会が手引書の作成に関わったそうです。

手引では、代表的な4種類の症状として
・倦怠感
・息切れ
・嗅覚や味覚の異常
・記憶障害
を上げています。

治療に関しては、
・かかりつけ医が診断や検査を行い、必要に応じて専門医を紹介する。
・息苦些細などの呼吸器症状の場合は3ヶ月~6ヶ月以上で専門医へ連携
・嗅覚・味覚異常の場合は2週間以上で専門医へ連携
だそうです。

これらの症状は「3カ月ほどで約3分の2が回復するが、不安が募るとさらに持続、悪化することがある」と指摘。
復職時は産業医と連携して支援に当たることが望ましいとのことです。

私の友人でも、コロナの後遺症で悩んでいる人がいます。
もともと元気で活動的だった人が、倦怠感なのか?元気がなくて、心配です。

厚生労働省のコロナ後遺症の手引のリンクを貼りますので、ぜひご参考にしてください。

厚生労働省発表 新型コロナウイルス感染症 罹患後症状のマネジメント – COVID-19