お役立ちコラム
本日は「4(し)0(れ)2(つ)」の語呂合わせより、歯列矯正の日だそうです。
本日4月2日は何の日でしょうか?
「4(し)0(れ)2(つ)」の語呂合わせより、歯列矯正の日だそうです。
そこで、本日は口腔がんについて紹介いたします。
口腔がんには、舌がん・歯肉(歯ぐき)がん・口腔底(舌の下)がん、頬粘膜がん・口蓋がん、口唇がんがあります。
その中でも日本人に一番多いのが舌がん(約60%から70%)です。死亡率は何と35.5%だそうです。
芸能人では堀ちえみさんが舌がんにかかったことが皆さんの記憶に新しいと思います。
口腔がんの場合に恐ろしいのが、初期に自覚症状がほとんどないそうです。
食べ物や飲み物がしみる、違和感がある、首のリンパ節が腫れる、なかなか口内炎が治らない、といった症状が出てきたときは、すでにがんが進行している状態のようです。
この中でも舌がんの場合、初期段階では潰瘍やびらんができるそうです。進行するにつれて、食事のときにしみる、歯ブラシが当たって痛むという自覚症状が出てくるようです。
さらに進行すると、食事をするのが困難になる、言葉が発音できないなどの障害が起こる、がんが舌のつけ根や咽頭部に達すると舌を動かせなくなることもあるそうです。
このように、舌がんの場合、初期症状では虫歯と区別がないと思われます。
歯肉がんでは、多くが上あごより下あごに発症することが多く、奥歯の近くに見られるそうです。
初期症状は歯肉が腫れるくらいで強い痛みはないようです。
進行すると潰瘍やしこりができ、海洋が大きくなって表面がカリフラワー状に盛り上がり、出血が見られるそうです。
腫瘍が下あごの神経まで進行すると、下唇の麻痺や歯の痛みを感じることがあるようです。
恐ろしいことに虫歯と勘違いして放置した結果、治療が遅れるケースが多いそうです。
このように、口の中でもいろいろな部分にがんができることは恐ろしいですね。
日本全国では統計上、約11,400人(男性:6,800人、女性:4,700人)が診断されているそうです。
年齢別で最も多い年代は60歳代のようです。
口の中に違和感があると感じたときには、鏡で口の中を確認したり、耳鼻咽喉科や歯科、口腔外科などを早めに受診することが大切だそうです。
食べ物を食べる、話す、など大切なところでもありますので、予防していきたいですね。